iPhone 12 miniは2025年も現役?性能・サポート期限・コスパを徹底検証

iPhone 12 miniは2025年も現役?性能・サポート期限・コスパを徹底検証

発売から5年経つiPhone 12 miniは今でも使える?iOS 26対応状況、A14 Bionicの実力、バッテリー寿命、2025年時点での買い替え判断まで詳しく解説します。

みりん2025/10/19
想定読了時間: 7分

iPhone 12 miniは2025年も十分使える

2020年11月に発売されたiPhone 12 miniは、発売から約5年が経過した2025年10月現在でも現役で使えるコンパクトスマートフォンです。iOS 26に対応し、A14 Bionicチップによる処理性能は日常使用において全く問題ありません。中古市場では2〜3万円台で入手でき、コストパフォーマンスに優れた選択肢として再評価されています。

5.4インチ、重量133gという小型軽量ボディは、大型化が進む現代のスマートフォン市場において貴重な存在です。メインスマホとしてあと2〜3年、サブ機としてはさらに長く活躍できる可能性があります。

iOS サポート状況とアップデート期限

2025年時点のOSサポート

iPhone 12 miniは2025年秋リリースのiOS 26に正式対応しており、Appleの公式サポートを継続して受けています。iOS 14からスタートした本機種は、すでに5世代以上のメジャーアップデートを経験しており、最新の機能とセキュリティアップデートを利用可能です。

サポート終了時期の予測

過去のAppleのサポート傾向を分析すると、iPhone 12 miniのサポート終了は2027〜2028年頃と予想されます。具体的には以下のような見通しです:

  • 2026年秋のiOS 27まで対応見込み:発売から6年間のサポートとなる計算です
  • 2027年秋のiOS 28は非対応の可能性:2018年発売のiPhone XRが2025年にサポート終了したパターンから推測できます
  • セキュリティアップデートは継続:iOSサポート終了後も1〜2年程度はセキュリティ更新が提供される傾向があります

つまり、メインスマホとして安心して使えるのはあと2〜3年が目安となります。

処理性能とスペック評価

A14 Bionicの実力

iPhone 12 miniに搭載されているA14 Bionicチップは2025年現在でも十分な性能を発揮します。Webブラウジング、SNS、動画視聴、写真編集といった日常的なタスクでは、最新のiPhone 16と比較しても体感差はほとんどありません。

以下のような用途では快適に動作します:

  • 日常アプリ:LINE、Twitter、Instagram、YouTubeなどは全く問題なし
  • 写真・動画撮影:12MPカメラでSNS投稿には十分な画質を確保
  • 軽量ゲーム:カジュアルゲームは快適に動作

ゲーム性能の注意点

ただし、高負荷な3Dゲームでは性能差が現れます。例えば『原神』では、iPhone 16が「高画質・スムーズ」に設定できるのに対し、iPhone 12 miniは「中画質・スムーズ」がデフォルトとなります。画質やフレームレートにこだわる場合は、より新しい機種を選ぶべきでしょう。

また、大型ゲームアプリは30GB以上の容量を必要とする場合があるため、ゲームメインなら128GB以上のモデル推奨です。

バッテリー寿命と交換の必要性

バッテリーの劣化状況

iPhone 12 miniの最大の弱点とされるのがバッテリー容量です。元々2,227mAhと小型のため、発売から5年経過した2025年では多くの個体でバッテリー劣化が進んでいます。

しかし、バッテリー交換によって延命は十分可能です。Appleストアや正規サービスプロバイダでのバッテリー交換費用は1万円前後で、交換後は購入時に近いバッテリー持ちを回復できます。

中古購入時の注意点

中古でiPhone 12 miniを購入する際は、以下の点を確認しましょう:

  • バッテリー最大容量:80%以上が目安、可能なら90%以上を選択
  • バッテリー交換済み:すでに交換済みの個体なら安心して長期使用できる
  • 動作確認:充電の持ちや発熱をチェック

コンパクトさという唯一無二の価値

サイズ比較

iPhone 12 miniの最大の魅力はその小ささです。本体サイズは約131.5×64.2×7.4mm、重量は133gと、最新のiPhone 17シリーズやAndroidの大型スマホと比較して圧倒的にコンパクトです。

この小型ボディには以下のメリットがあります:

  • 片手操作が容易:指が短い方でも画面上部まで届きやすい
  • ポケットに収まりやすい:ジーンズの前ポケットでも快適
  • 長時間の使用でも疲れにくい:軽量なため手首への負担が少ない

小型スマホの希少性

Appleは後継となる小型モデルを発売しておらず、**現行ラインナップで最もコンパクトなのはiPhone SE(第3世代)**となっています。しかしSEはホームボタン搭載の古いデザインであり、全画面デザインの小型iPhoneを求めるならiPhone 12 miniが唯一の選択肢です

2025年に買うべきか?判断基準

購入を推奨できる人

以下のような方にはiPhone 12 miniが最適です:

  • コンパクトなスマホを探している:小型・軽量を最優先する方
  • サブ機・セカンド端末:メイン機とは別に持ち歩く用途
  • コスパ重視:2〜3万円で5G対応の高性能iPhoneを求める方

買い替えを検討すべき人

逆に、以下の方は最新モデルを検討した方が良いでしょう:

  • ヘビーゲーマー:高画質・高フレームレートで遊びたい方
  • 写真・動画にこだわる:48MPカメラや最新の撮影機能を使いたい方
  • バッテリー持ち重視:1日フル稼働させたい方
  • 5年以上の長期使用前提:2027年以降のサポート終了が気になる方

中古市場での価格相場

2025年10月時点の相場

中古市場でのiPhone 12 mini価格は2万円〜3万円台が中心です。状態やバッテリー容量によっては1万円台後半で入手できるケースもあります。

主な購入先と相場:

  • ゲオオンラインストア:2万円台後半〜、状態良好な個体が多い
  • 格安SIMアウトレット:バッテリー交換済みの個体も
  • メルカリ・ヤフオク:1万円台も狙えるが、状態確認は必須

新品価格との比較

発売当初の新品価格は82,280円(64GB)でしたので、**現在の中古価格は定価の約25〜35%**ということになります。A14 Bionic、5G、Face ID、MagSafeといった現役級の機能を考えると、非常にコストパフォーマンスが高いと言えます

まとめ:あと2〜3年は現役で活躍

iPhone 12 miniは2025年10月時点でまだまだ現役で使えるスマートフォンです。iOS 26対応、A14 Bionicの十分な処理性能、コンパクトな筐体という魅力を持ちながら、中古なら2〜3万円台で入手できます。メインスマホとしてあと2〜3年、サブ機ならそれ以上活躍できるでしょう。

ただし、バッテリー劣化や重量級ゲームでの性能差、2027年以降のサポート終了リスクは認識しておく必要があります。自分の使用スタイルと照らし合わせて、小型iPhoneという唯一無二の価値に魅力を感じるなら、今が買い時と言えます。